【テラコヤイッキューさん】3か月連続オンラインコーチング研修

教育コーチングEdcoac代表の沖津です。

2021年9月10月11月と、テラコヤイッキューさんのスタッフさんを対象に、
オンラインでのコーチング研修を行いました!

テラコヤイッキューさんについて、研修の内容や様子をご紹介させていただきます。

テラコヤイッキューさんの紹介

今回研修をさせていただいたのは、
テラコヤイッキューさん

テラコヤイッキューさんは、日本で唯一『自走式学習』を提供する塾さんです。
成績の上がらない「誰かにやらされている勉強」ではなく、
成績の上がる「自分のための勉強」にするためのサポートをされています。

僕が知る中で、最も丁寧に一人ひとりに時間を割いて指導されている塾さんなのではないかと思います。

学習指導ではなく、定期的な面談で生徒さんの学習意欲を高め、
学力向上、自走力向上を目指されています。

定期的な面談だけではなく、生徒さんの毎日の学習全てにコメントして承認し、
オンライン自習室で自宅学習のサポートを行い、
中期的なものから短期的なものまでの目標設定と学習計画作成を生徒さんと一緒に行うなど、
コーチング要素がたっくさん詰まった指導をされています。

今では、代表の渡邉さんお一人で行っていた生徒指導ですが、
生徒さんの急増によりスタッフさんを採用し、
そのスタッフさん方がテラコヤイッキューの指導が出来るようにしてほしいということで、
コーチング研修を導入していただきました。

9月の研修内容

初回の研修では、
・コーチングとは
・今すぐ使えるコーチングスキル(承認のスキル)
・聞き上手ではなく、聴き上手になる(傾聴のスキル)
・話の続く質問をする(質問のスキル)

の4つをテーマに行いました。

スキルを学ぶ時間では、
1つのスキルをインプットしていただきます。
そしてその直後に、そのスキルをすぐにアウトプットするために、ペアワークで実際に使っていただきます。
これをそれぞれのスキルで繰り返すことで、研修後すぐに使えるスキルとなっています。

研修後、このような感想をいただきました。

■ペアワークにおいて、難しいと感じたことは何ですか?
意識しないとすぐ「なぜ」が出そうになる事を痛感しました。 出来ていない事に対してなぜで聞くことは、相手は出来てないことが駄目だと自覚している中でそれを再確認させてしまって更に自己否定させてしまう質問になってしまうんだ・・・と改めて思いました。 これが「なぜ」を使わずスラスラ質問ができて、更に相手の気づきや行動まで引き出す事ができたらすごく有意義な時間になるんだろうなと思いました。

■研修全体を通しての感想を教えてください。
今日は貴重なお時間をありがとうございました。
何気ないやり取り一つ一つ油断できないと思いました。
プレッシャーもありますが、とても大事な事だと思うので、まずはできることから意識して早速実践していこうと思います◎
まずは自分のやる気と向き合ってみます。分かっているのにできないのは何故なのか!
次回も楽しみにしています。

10月の研修内容

2回目の研修は、
・前回の復習
・会話例から見るコーチングスキル
・ティーチングとコーチングの違い

の3つを行いました。

ここでは、新しいスキルを学ぶというよりは、
前回習ったスキルが実際の会話でどのように使われているのか、
今以上に使うとしたらどう使えるのかを学んでいきました。

また、ティーチングとコーチングの違いを言語化することで、
コーチングが効果的な生徒さんの状況と、そうでない生徒さんの状況をみていきました。

2回目には、Edcoacのスタッフも参加させていただきました。
普段はアシスタントとして参加させていただくのですが、
今回は一参加者として。

普段関わらない方々との学びは、普段と違うことにたくさん気づけます。
ペアワークをする際も、違う塾の方とペアになることで、
普段は出てこないような意見がたくさん出てきていましたね。

2回目にも、こんな感想をいただきました。

■今回の研修の感想を自由にご記入ください。
以前塾講師をやっていたときには、毎週直接生徒と会って、長い時間をかけてコミュニケーションを取ることができていたので、コーチングやティーチングを分けて考えることはありませんでした。
また、データ化や言語化をして整理したこともなかったため、今日いただいた時間はとても新鮮でした。
入口として、『コーチングの研修』という意識で参加していたこともあり、メリットだらけになれる…と思っていたけれど、参加してみて、メリットだけではなくデメリットもあるのだということにハッとしました。 当然、相手と関わるということにおいて、こうすれば絶対いい!なんてことはないでしょうし、かつて何となくたくさんの関わりの中でやってしまっていたこと(生徒さんと関わる中で培うことのできる関係性、それぞれに合ったアドバイスや会話・勉強方法の発見など)を、コーチングを学ぶことで自分自信でも言語化して形作り、さらに発見し実感していきたいなと思っております。
本日はありがとうございました。

■今回の研修の感想を自由にご記入ください。
若い方もしっかりと考えを持たれていて、私にはない意見も出ていたので、素晴らしいなぁと思うと同時に、なるほどと新たな気づきを与えて頂きました。
コーチングが良いと思ってましたが、確かにどんなことにもメリット、デメリットがあるので、時と場合、相手によって、今どちらが適切なのかの使い分けることや、足りないところは違うスキルで補うということを意識して、対応できるようになりたいと思います。

11月の研修内容

3か月連続研修、最後の内容は、
・前回までの復習
・質問のスキル
・1on1セッション練習

を行いました。

初回の学んだ質問のスキルを、さらにパワーアップさせた内容を学んでいただきました。
3回目の質問のスキルを学ぶことで、
生徒の目標設定や学習計画作成、行動を促すアプローチが出来るようになります。

ここまで学ぶと、まさにコーチング指導!といった感じですね。

テラコヤイッキューさんでは、生徒面談がほぼ毎週行われています。
その中で、目標設定や学習計画作成をされています。
その面談で使えるスキルや、面談の流れ、生徒さんが意欲的に取り組めるようになる声掛けや表現などについて学んでいただき、最後には1on1のセッションを練習していきました。

最後に

テラコヤイッキューのみなさん、ありがとうございました!

この3か月で学んだことを最大限生かした生徒面談をされることを、
すごく楽しみにしています!

現在、テラコヤイッキューさんをはじめ、
複数の塾さんで研修をさせていただいております。

今後の塾の在り方として、
コーチングというスキルは必須になってきます。

自立学習の強化、スタッフ育成、講師研修をお考えの方はぜひご連絡ください。

【他の塾さんでの研修の様子はこちら】

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