【教育コーチングスキル】ベストな行動が見つかる「水平質問」


学習塾のための教育コーチング、
Edcoac(エドコアック)代表のおきつです。


コーチングは、質問のスキルがあるかないかで大きな実力差が生まれます。

今回は、質問のスキルの水平質問についてです。

水平質問とは

1つの質問に対して、複数の答えを求める質問です。


複数の答えを出すことによって、
相手がたくさんの考えを吐き出し、
より良い選択肢を選べるようになり、
優先順位を付けて行動できるようになります。


具体的には、
「○○は何がありますか?」という質問に対して、

「他には何がありますか?」「他には?」「他には?」・・・

と、複数の回答を求める質問のことです。

具体的な会話例

「次の定期テストで英語70点を取るために、何ができますか?」

「教科書の長文を和訳できるようにします。」

「教科書の和訳をするのですね。他には何ができますか?」

「前回のテストで、分からない単語が多かったので、単語練習します。」

「単語練習ですね。他には何がありますか?」

「学校のワークをもう1周しようと思います。」

「なるほど、3つ出ましたね。では、あと1つ挙げるとしたら何ができますか?」

「学校の先生に英語のプリントもらったので、それをします。」


この対話における思考を図で表すとこのようになります。

水平質問をすることで得られる効果

子どもは、大人が思っている以上に気を使えます。


先生がした質問に対して、
(先生はこう言う答えを求めているのかなぁ)
(こういえば先生は許してくれるだろうなぁ)

と思っていながら、回答をしている可能性があります。


そうすると、最初に出た回答は
その生徒にとってベストな回答ではなく、最も無難な回答になります。


水平質問で、全ての思考を吐き出すことにより、
本当に自分に必要なことは何なのかを考える時間を作ることができます。


先生が最初にした「70点を取るために何ができますか?」という質問。
これに対して、「教科書の長文の和訳」と答えていますが、
この生徒にとっては単語練習することが目標達成に最も必要かもしれませんし、
学校のワークをすることが最も大事かもしれません。


3つか4つの回答を出せるように促してみましょう。

水平質問をする上での注意点

その生徒との信頼関係が構築されており、
傾聴のスキルや承認のスキルがしっかり身に付いている人が行うことで効果が出るスキルです。


むやみやたらに「他には?」「他には?」と聞かないようにしましょう。


信頼関係や他のスキルを持ち合わせていないと、
しつこいと思われてしまう可能性がありますので十分に注意が必要です。

水平質問の後は?

回答がいくつか出たら、
優先順位を付けて垂直質問をしていきます。

垂直質問はこちら→【水平質問】



今回は以上です。
この他にも、様々なスキルについて紹介しているので、ぜひご覧ください。

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