【教育コーチングスキル】条件を変えることで、気づきを引き出す質問
学習塾のための教育コーチング、
Edcoac(エドコアック)代表のおきつです。
コーチング質問には、様々なスキルがあります。
今回は、条件を変えた質問について考えてみます。
Table of Contents
条件を変えた質問とは
今置かれている条件を変えて、
全く別の条件下で考えたらどうするか。ということを尋ねる質問です。
今置かれている条件を真逆にしたり、
条件を0か100にして聞くことが多いです。
具体的には、
「もし○○だったら、どうしたいですか?」
のように、今とは全く違う条件を付けて行う質問のことです。
具体的な会話例
「もし、次のテストで80点以上取らないと、○○君の大好きなゲームを全部没収されてしまうとしたらどんな風に勉強しますか?」
「もし、今日中に5時間勉強しなければ絶対にダメだとしたら、何を勉強しますか?」
「もし、無条件でどこの高校でも進学できるとしたらどの高校に行きたいですか?」
このような質問をすることで、勉強をするイメージを付けることができます。
また、本当に行きたい高校はどのようなところかが見えてきます。
条件を変える質問の注意点
生徒の現状から離れた条件を付けることがポイントです。
あまり勉強が得意ではない子に対しては、
「もしどこの高校でも行けるなら・・・」
勉強に対して、なかなかやる気が上がらない子なら、
「もし5時間勉強しなきゃいけないなら・・・」
勉強に対しては積極的、常に上位の成績をとっている子には、
「もし1か月間勉強を一切しなくていいとしたら・・・」
のような条件を付けてみてください。
きっと、新しい気づきが生徒に生まれるはずです。
今回は以上です。
この他にも、様々なスキルについて紹介しているので、ぜひご覧ください。
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