緊急度の高い目標に惑わされるな!重要度で選ぶ、優先順位の高い目標。
学習塾のための教育コーチング、
Edcoac(エドコアック)代表のおきつです。
目標を設定して達成するためには、
目標の優先順位を決めることが大切です。
1年以内に達成したい目標が3つあったとします。
それを全て期間内に達成するためには、
それぞれの目標に対して優先順位を設定して
実行していくことが、達成への近道です。
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優先順位の決め方
まず、目標を2つの軸で考えます。
「重要度」と「緊急度」です。
一般的に、『重要度が高いが緊急度が低い目標』が、
優先順位が高いとされています。
しかし私たち人間は、
「緊急度」の高さに惑わされてしまう場合が多くあります。
つまり、緊急性が高い目標を、優先順位が高いと錯覚しがちということです。
このような思考に陥りがちである。
ということを知っておくだけで、
目標の優先順位を的確に決められそうですね。
優先順位の決め方の例
僕の1年間に達成したい目標はこの3つです。
①コーチングの国際ライセンスを取得する
②コーチング研修の実施を毎月3回以上に
③経営している塾の移転
これらの目標に対して、
「緊急度」と「重要度」を数字で表していきます。
①コーチングの国際ライセンスを取得する
「緊急度」→70
「重要度」→50
②コーチング研修の実施塾を毎月3回以上に
「緊急度」→30
「重要度」→100
③経営している塾の移転
「緊急度」→40
「重要度」→40
「緊急度」順で並べると、①②③となります。
しかし、「重要度」順で並べると②①③となります。
ちなみに①の目標の緊急度が高いのは
あと半年経つとライセンス取得要件が
変更になってしまうからです。
このような、緊急度が高い目標を
優先順位が高いを勘違いしがちです。
この3つの中で、僕が優先事項にするべきなのは
②の目標です。
もちろん3つ全て達成するよう行動をしていくのですが、
②の目標に対する時間をたくさん取ること
がベストな行動を言えます。
行動目標と常態目標
目標には、
結果を出せば達成できる目標と
常にその状態をキープすることで達成する目標の
2種類あります。
前者を、「結果目標」
後者を、「常態目標」
と僕は呼んでいます。
「結果目標」は、1回それを達成したら
その目標は終了です。
さらに上の目標にいくか、別の目標へと移っていきます。
「常態目標」は、それを一定期間キープすることで
目標達成となる目標のことです。
一定期間と言いましたが、目標によっては
数年単位、数十年単位の継続になる場合もあります。
僕の先ほどの3つの目標を思い出してみてください。
①と③は、結果目標
②は、常態目標となっています。
常態目標であるが故に、重要度が高く、緊急性が低い。
つまり、優先順位が高くなります。
目標の分類の仕方は他にも
「常態目標」とGoogleで調べると、
おそらく「状態目標」がヒットします。
僕が誤字してしまったわけではありません。
目標の分類にはたくさんの方法があるのでね。
それに、「常態目標」とはEdcoac独自の表現です。
「常にその状態であり続ける」という意味合いを強めるために
そう表現しています。
ぜひ、目標を設定するときには
常態目標か結果目標かを意識してみてください。
過去の記事はこちらからご覧ください。